今回、当店として初となるレディースマーケットへの新提案イベントを開催致します。
レディースマーケットの中には、様々なものたちが存在します。ものが飽和し、それぞれ好きなものを好きなように選んでいく中で、新たな価値観を発見する選択肢、新たなものに触れることで広がるコミュニティが狭まってきているようにも感じます。そんな今、様々なひと、もの、感覚、コミュニティがそれぞれ主張しながらも関わり合うことで生まれる ”調和” を、見てみたいと思いました。
凸凹で不規則であり、パッと見ではその共通点が見つからないものたち。しかし、その作り手たちは様々な背景を持ちながらも、進むべき方向に重なるものがありました。
それぞれが関係することを楽しみ、新たな「つながり」を創造していく空間。
今回、「不規則な調和」と銘打ったマーケットイベントをイベントスペース・Southにて開催致します。 ファッションにおける新しい形作りに挑戦する「ANTHEM A / アンセム エー」。小島紗希さんがディレクターを務めるコスメブランド「uneven / アニヴェン」。水澗さんが運営する「ENKEL / エンケル」からはデンマークの家具ブランドTAKTを中心としたラインナップ。また、空間構成を含むサポートとしてNO AGEとatelier reiが参加してくださいます。様々な価値観を持つ個性豊かなセラー達が混ざり合い、影響し合い、関係し合う。そこにお客様が加わり、また新たなコミュニティが広がっていく。そんなコミュニケーションを存分にお楽しみ下さい。
Sellers by
ANTHEM A / アンセム エー
2021年秋冬からスタートしたレディース、メンズ、ユニセックスのブランド。男女デザイナー2名のデュオで、共にドメスティックブランド等で企画生産、OEMにて経験を積む。工場側の抱える問題であった、"繁忙期と閑散期による不安定な生産体制”に一定した運営ができるよう、適正な時期に、適正な在庫数を少量生産で、適正な価格で着る人へ提供する事に重きを置き構成される。シーズンテーマは無く、ブランドのデザインソースとなるヴィンテージやオールドミリタリー、アート、音楽、カルチャーなどをもとに無骨さと繊細さ、色気、高揚感を織り交ぜ、その時の新鮮な空気感を元に構成されている。手作業など、温かみのある手の込んだ手法や装飾を加えたものを織り混ぜ、量産製品では困難なアイテムもシーズンでいくつか展開している。
着用する人が様々な垣根を超えて、個々のアイデンティテーと調和し、長く愛せる自分だけのヴィンテージの様な服をANTHEM Aで見つけて欲しい。
現在は
ECサイトのみでの展開を主とし、年に数回POPUPやイベント等を行なっている。
IG:enlightenment_book
HP:www.anthem-a.com
uneven / アニヴェン
「わたしにしかわからないコンプレックスをポイントに。 自由なバランスを楽しむコスメ」というコンセプトのコスメブランド。
目の下のクマ、そばかす、血色のない唇。コンプレックスと捉えて化粧で隠そうとする部分。そこにその人の可愛さがあり、他の誰にも真似できない絶妙なバランスがあると感じ始めたことからこのブランドが生まれた。
自然界からインスピレーションを受け、カラーリングをイメージしたアイテムからファーストコレクションがスタート。その後も日常で目にしている景色や、ふとした時の心の声など、「毎日当たり前のように目にしていたもの、感じていたものなど、改めてその美しさに気付くきっかけになれば」というディレクターの想いが込められている。
unevenはメイクの提案だけでなく、それぞれのアイテムを手にとる時、そのアイテムに込められた想いやストーリーをふと思い出し、心の奥がホッとあたたかくなるようなモノづくりを心がけている。
IG:uneven_jp
HP:uneven.tokyo
ENKEL / エンケル
ENKELとは、「普通でちょうど良い」という意味の北欧の言葉だ。日々の暮らしを等身大で愉しみ、豊かにしていこうとする肯定的な響きが僕は好きだ。”ENKEL”と名付けたこのショールームには、ファッションだけでなく家具やうつわなども取り合わせて置くことにした。それらは扱いに身構えてしまうような芸術品でも、味気のない大量生産品でもない。僕が思う「普通でちょうど良い」身のまわりのモノたちだ。まさに今、日々の暮らしに対する社会の意識も個人の営みも変わりつつある。モノを生み出し、消費することの意味は、大きく深い変化の中にある。そんなときに生まれるこの場所は、ファッションも含めてさまざまなモノたちを手に入れ、深く知りたいと願う人たちにとって、日々の暮らしを少し高揚させるモノに出会える場所でありたい。そして、モノたちの語る言葉に耳を澄ませて、作り手と伝え手、使い手が強く共感し合いながら歩んでいく、これからの「普通でちょうど良い」僕らの暮らしや社会についてまで、ちょっと立ち止まり考えるきっかけになる、未来に開かれた場所を目指していきたいと思う。
ENKEL主宰・水澗 航
IG:enkel_tokyo
Supported by
NO AGE / Nagoya
NO AGEはヨーロッパヴィンテージアイテムを中心に、時代を超えていく「年齢を持たない」アイテムを販売するヴィンテージ家具/セレクトショップ。店主自ら現地ヨーロッパへ出向き買い付けたものを、丁寧に修繕・メンテナンスし販売。2017年に立ち上げ、2019年に名古屋市北区に実店舗をオープン、2021年5月には名古屋市中区に移転リニューアルオープン。
IG:noage_jp
HP:www.noage-jp.com
atelier rei / Nagoya
2015年9月名古屋にオープン。お洒落を楽しむ大人の人達、洋服を大切に想う人達を対象に、洋服のお直しやメンテナンスを通じて、新たな洋服との関わりを提案。より豊かに楽しむ事ができるアトリエ併設のショップをスタート。現在ではリユースを含むオリジナルプロダクツを数々手掛け、全国各地にて企画展を開催されています。
IG:atelierrei
HP:www.atelierrei.com
新たな取り組みとなるレディースマーケットへの問いかけにご期待下さい。では皆様のご来場を心よりお待ちしております。
UNEVEN HUB STORE WOMEN / Nagoya
「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。