UNEVEN HUB STORE

8月31日土曜日よりスタートする企画展「ESLOW - 今と、未来を満たす服」に寄り添うかたちで、2日限りのイベント「出張！恵理のおやつ」を開催致します。

いつも私たちと同じ視点で、時折暖かくサポートしてくれる存在「恵理のおやつ」。今回のイベントにかける想いを、軽いインタビューと共にご紹介いたします。

---先日、Albert Coffee Roastersに伺いました。今、お菓子を担当しているそうですね。どのような経緯で？

お客さんとして通い始めたのがきっかけです。当時は学生でお菓子作りはずっと趣味でやっていました。たまに、美味しく出来たなと思ったら差し入れで持って行ったりしていたら、コラボして1日限定カフェをやってみない？とお声がけいただき、やらせていただくことになりました。自分の作ったお菓子をたくさんのお客さまが美味しそうに、楽しく、食べている景色はとても記憶に残っています。 大学を卒業するタイミングでAlbert Coffee Roastersのお菓子担当として一緒に働かせていただくことになりました。

Albert Coffee Roasters
〒452-0821 愛知県名古屋市西区上小田井１丁目134
HP：albert-coffee.com
IG：albert.roasters

---ESLOWデザイナー清水さんからのオファーで、東京・展示会用のお菓子も手がけていらっしゃました。

---今回、私たちのオファーに関して、まず最初に「どんなESLOWの洋服が並ぶのか知りたいと」言われました。今回考えていただいたメニューは、ESLOW2024AWのどんな部分からインスピレーションを受けたのですか？

ESLOWのお洋服は、シンプルな中にたくさんのこだわりやデザイン性が詰まっていると感じます。 恵理のおやつも特別華やかなわけではないけど、その中にこだわりや美味しさをたくさん詰め込みたいという想いで制作しています。 ESLOW2024AWを見て、一番にグリーンのニットに目がいきました。白を基調とした中に緑の要素があるお菓子ってなんだろうと思い、白いババロアにメロンのソースをかけよう！とひらめきました。

---暑い日も美味しい冷やしたデザートをリクエストしました。ここは味わってほしい！今回のメニューこだわった点を教えてください。

暑い日にも食べやすく、でもどこか秋冬を感じさせるスイーツにしたくて今回の2種類を作りました。ESLOWのお洋服もAWの企画展なので、秋冬をイメージさせるメニューを目指しています。ババロアは牛乳と卵黄、バニラビーンズを使った濃厚な味わいでこれからの涼しくなる季節を思いながら、フレッシュなミントを牛乳に煮出し香りを移すことで今の暑い日に似合う爽やかなババロアにしました。メロンソースでフレッシュ感と夏らしさを。ミントとメロンは相性が良くお気に入りの組み合わせです。

オレンジのロールケーキも、生地にもクリームにもこだわりが詰まっています。 ふわっふわの生地より、しっとりとして歯切れの良い生地の方が暑い日に似合うと思いました。クリームは生クリームだけじゃなく、ホワイトチョコとクリームチーズを合わせています。ホワイトチョコを入れると少し濃厚なクリームとなり秋冬らしさを、オレンジと合うクリームチーズを合わせることで全体の一体感と夏らしさを表しています。

---何を食べても美味しい「恵理のおやつ」恵理ちゃんらしさが詰まっているように感じますが、どのような想いで製作・表現されているのですか？

私自身、美味しいものに興味があって、自分でも食べたくて作っている部分も大きいです笑 自分が美味しいと感じるものを、食べてもらって美味しい、幸せと感じてもらえること、共有できることが恵理の幸せです。 また、美味しいだけじゃなくて、食べ終わる頃にもうひとくち食べたいな〜と思うようなお菓子を作りたいと思っています。綺麗な見た目のケーキ、綺麗な味のお菓子は、食べ終わると少し重たかったりすることもあります。優しくて、でも味はしっかり感じられて、ふと思い出してまた食べたいなと思うような記憶に残る味が作れたら嬉しいです。

---これから「恵理のおやつ」はどんどん広がって行くと思いますが、今後どのような活動を考えていますか？

現在はAlbert Coffee Roastersのお菓子を作りながら、他に、ドックカフェにて焼き菓子などを販売させていただいています。 今後はレンタルスペースを借りてのカフェイベントや、カフェなど他のお店さんに焼き菓子やケーキの提供を出来たら嬉しいです。「恵理のおやつ」が食べれる機会や場所を増やせていけるように、活動していきたいです。 将来的には作るだけでなく、レシピ開発・監修のような作る側から一歩進んだ考える側になりたいです。 いろんな味を知ることで、生活が豊かになるし、幅が広がると感じます。あそこで食べたあの味、誰かが作ったあの味、そういう記憶を大切にしたいし、誰かの記憶に残る味を作り続けたいです。 でも、趣味でやっていた頃のように、家に友人が来るから美味しいお菓子作って一緒に食べよう、という気持ちは忘れないし、今後もそんな感覚で活動していたいなと思っています。

---ありがとうございました。今後の活動とイベント当日を楽しみにしています！！

恵理のおやつ
IG：eri_no_oyatsu