子どもの大切な時間をともに紡ぐ仲間のようなランドセル「+CEL(セル)」
ランドセルは、日本独自の文化であり、その起源をたどると 100 年以上と長きにわたり子どもたちを見守り続けてきた特別な鞄です。小学校に通う 6 年間、背中から子どもを支える存在として、子どもの心を励ます存在として、子どもの大切な時間をともに紡ぐ仲間のようなランドセルであるように。そんな想いで +CEL は誕生しました。
この度、+CEL の世界観を体験いただく場として、ランドセルの展示販売会「+CEL Caravan 2024」をUNEVEN HUB STORE内イベントスペース・Southにて開催致します。*本イベントはアポイント制となっております。ご来場の際はフォームよりお申し込みください。
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About +CEL
子どもの大切な時間をともに紡ぐ仲間のようなランドセル。小さな手でトビラを開け、新しい世界へ歩み出す背中をそっと押し、キラキラ輝く毎日を優しく励ますような存在でありたい。計算のマス目のひとつから名付けた「 +CEL 」。細胞の「 cell 」の語源でもある小さい部屋の意味もあります。生き物の最小単位であり、コンピューターでの高度な計算の基礎ともなる。この言葉の中には、そこから進化する無限の可能性が詰まっています。
「 +CEL 」と過ごす日々が、子どもたちの軸を育んでいけるように。
100歳のアーティスト柚木沙弥郎さんからのエール
「 +CEL 」のロゴは染色家でアーティストの柚木沙弥郎さんに、染色でつかう型染の技法を用いてつくっていただきました。ランドセルの蓋である「かぶせ」の裏にも、無地の他、 柚木沙弥郎さんの作品をあしらい、 毎日の開け閉めの時間を優しく彩ります。100 歳になる柚木さんが、ロゴや「かぶせ」裏の作品に込めたエールは、小さな子どもたちはもちろんのこと、ランドセルを贈る大人たちにも向けられています。
+CEL のオリジナル柄となるかぶせ裏の作品「あかつき」と「よろこび」について、柚木さんにお話いただきました。「『あかつき』は、のぼる太陽ですね。朝にのぼる太陽の明るさ。その勢い、喜びを子どもたちから感じて、大人たちはランドセルをプレゼントするのだと思うんです。子どもたちがキラキラしてる、まずはそれからです。親は、子どもに対する愛情、そういうものでときめくね。おじいさん、おばあさんはまた違う感情を持っているでしょう。孫にランドセルを贈ることで、そういう立場になった自信というのかな、自分たちの人生を自覚して、余裕を持つ、そこが大事。余裕ができるでしょう?すると、子どもたちに与えることができる。」
柚木さんへのインタビューはこちら
+CELのものづくり
「 +CEL 」のランドセルは、75 年以上ランドセルをつくり続けてきた職人たちが、長年培ってきた技術を活かし、ひとつひとつ丁寧に手作業でつくられています。子どたちを背中で見守る存在として、6 年間、支障なく使うことのできる丈夫さと安全性と重視したつくり、重量の軽減や背負いやすさなど子供たちに寄り添うディテールの構造、機能と佇まいを両立させる細やかな技術などこだわりが随所に備わっています。ランドセルは日本独自の文化であり、これほど長きに渡って背負い続けられてきた鞄は他にありません。これからも愛され続けていくために必要な鞄は、どんなものなのか。+CEL のランドセルは、職人にとっても新しい試みです。
LINE UP
ファーストコレクションとなる +CEL 2024 年モデルの「PLAIN(プレーン)」は、伝統的なフォルムを追求した佇まいの美しいランドセルです。シンプルなデザインゆえ、ステッチ幅やパーツなど、細部のこだわりが際立ちます。カラーは昔ながらのブラックとレッド、落ち着いたキャメルとネイビーの 4 色。「かぶせ」の裏は柚木沙弥郎さんデザインの 4 パターンと、無地の計 5 デザインで展開いたします。
+CEL BOOK
柚木沙弥郎さんの写真やインタビュー、ランドセルのある風景を切り取った子供たちのイメージフォトなど、家族の未来を描いていく「 +CEL 」のカタログ。2024 年春ご入学用カタログとして受付中です。
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- Profile
柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)
染色家・アーティスト。1922 年、東京都生まれ。1946 年、岡山県の大原美術館に勤め、 柳宗悦の「民藝」に出会い芹沢銈介に師事し染色家として型染による染布、染絵など多く の作品を制作しながら、女子美術大学で教鞭をとる。染色のほか、版画、人形、絵本など さまざまな作品を 制作・発表。国内外で数多くの個展を開催。
+CEL Factory(セル ファクトリー)
創業 1919 年以来、播磨(兵庫県西部)の地でものつくりを行ってきたセイバン。伝統を 受け継ぐ若き職人たちが、+CEL のために設えた工房にて、型紙起こしから裁断、縫製、 そのほか多くの工程を一つひとつ想いを込めて手作業で行っています。
IG:cel_family_
HP:+CEL HOME STORE(公式)
UNEVEN HUB STORE / Nagoya
「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。