企画展「EXPX100 / Peter Shire 01」
Event
EXPX100 / Peter Shire
EVENT SPACE NORTH

企画展「EXPX100 / Peter Shire 01」

2022.5.27 ― 6.6
開催日時
2022年05月27日(金曜日)〜2022年06月06日(月曜日) の11日間
開催場所
イベントスペース・North (UNEVEN HUB STORE内)

アーティストのピーター・シャイアーが主催するロサンゼルスのスタジオ「エコパーク・ポッテリー」のマグ100点を一堂に並べ、展示・販売するイベント・EXPX100を開催致します。

アイコニックなマグ100個を中心とした圧巻の構成。

Swimsuit Departmentが運営するショップ「BATHHOUSE」3店舗を名古屋、太宰府、渋谷の順で巡回するツアーイベント。

エコパーク・ポッテリーはロサンゼルス生まれのアーティストであるピーター・シャイアーが1972年に設立したスタジオです。そこでは、彼らしい幾何学をコラージュしたようなかたちや色鮮やかな釉薬が掛けられた、刺激的でいて、とても魅力的な作品が生み出されています。特に設立初期の1970年代から制作しているマグは、造形や意匠のコンセプトは当時と変わることなく、スタジオの代名詞のような存在となっています。そのインパクトのある見た目からは想像のできない持ち易さもまた、世界中にファンを持つ要因のひとつなのでしょう。

日本ではなかなかお目にかかれないレアピースも登場。

ピーター・シャイアー は1980年代イタリアのポストモダンの代表的なデザインチーム「メンフィス」のメンバーの中で唯一のアメリカ人でもありました。メンフィスでの活動を機に、家具や大型の彫刻、インテリア、パブリックアートなど制作の幅が拡大していくことになります。以降、金属や木、紙などといった素材を用いた作品を手掛けますが、そんな活動の中でも エコパーク・ポッテリー での作陶は彼の物づくりの中心にあったのです。この巡回展を機に、エコパークポッテリーのマグの素晴らしさやそれを使う楽しさ、そしてアーティスト彼個人の魅力まで、より多くの方と共有することができれば幸いです。

※ Peter Shire (ピーター・シャイアー)

1947年 ロサンゼルスのエコパークに生まれる
1970年 シュイナードアートインスティテュートを卒業
1972年 地元エコパークに「エコパーク・ポッテリー」を設立
1979年 エットーレ・ソットサス に招かれ、イタリアのデザインチーム「メンフィス」へ参加
1982年 代表作「ベルエア・アームチェア」を発表
1984年 ロサンゼルスオリンピックのデザイン計画に参加
2017年 ロサンゼルス現代美術館で個展を開催 

  世界各地でのグループ展や個展を開催。また「メンフィス」への参加以降、家具や彫刻、パブリックアートなど様々な作品を手がけ、現在ではカリフォルニアを中心に国内外の30を超える国際的な美術館に作品が所蔵されています。

「ゲスト」
郷古 隆洋 (Swimsuit Department代表)

ごうこ・たかひろ/1972年東京都生まれ。ユナイテッドアローズ、ランドスケーププロダクツを経て2010年にSwimsuit Department設立。ヴィンテージ雑貨などを販売する「BATHHOUSE」を東京、太宰府、名古屋にて運営。店舗のインテリアコーディネートなども手がける。

HP:http://swimsuit-department.com/index.html
IG:swimsuit_department

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