出張 タカネコヤ・うどんの日
Event
Catering / TAKANEKOYA
KITCHEN SPACE

出張 タカネコヤ・うどんの日

2024.11.30 ― 12.1
開催日程
2024年11月30日(土曜日)、12月1日(日曜日)の二日間
開催場所
UNEVEN HUB STORE / キッチンスペース

11月30日(土曜日)、12月1日(日曜日)の二日間は、12月11日にオープンを控える円頓寺のうどん屋・タカネコヤがキッチンスペースに登場します。

今回、ご近所である円頓寺商店街に新たなうどん屋がオープンいたします。名古屋初上陸となる福岡、東京で人気の「豊前裏打会」のうどん。その名もタカネコヤ。内装を当施設同様「analogue」が手掛けるという縁で、贅沢にもオープン前にイベントを開催(祝・うどんの日誕生)させて頂きます。簡単なインタビューをと共に下記詳細をご確認くださいませ。

名古屋駅のほど近くにある、古き良き下町情緒と、新しい文化が融合した魅力あふれる商店街。穏やかな時間が流れます。

---オープン前のお忙しい中、お時間を頂きありがとうございます。早速ですが、どういった経緯でうどん屋を始められたのですか?

元々名古屋で生まれ育ち、名古屋のうどんしか知らなかったんですが、サラリーマン時代に福岡に出張した時に豊前裏打会のうどんに出会い、これを名古屋の人に届けたいと思い一念発起、脱サラしてうどん屋で修行する為に福岡へ移住しました。そこで今の妻とも出会い名古屋の地元円頓寺商店街で開店する運びとなりました。実は妻も大のうどん好きでたまたま私が修行していた豊前裏打会のうどんが推しうどんだったんです。

---勢いがあって良い話ですね。円頓寺商店街にはゆかりがあったのでしょうか?

はい。地元だからが一番の理由ですが、昔ながらの人情味溢れる商店街でありながら、最近ではエッジの効いた飲食店さんが増えてきて、エモさと新しさがうまく融合した面白い街になりました。そんな街で名古屋では食べられない福岡の「豊前裏打会」うどんを出したかったという流れです。



フワッとした口当たりとしっかりとしたコシが両立する独特な食感。半透明の麺。

---豊前裏打会、気になりますね。うどんのこだわりポイントを教えてください。

お客様が来店されてから麺を伸ばし切り、天ぷらを揚げる。打ちたて茹でたて揚げたてにこだわり、茹で置きの麺は最長10分で廃棄します。麺は最低48時間熟成し(季節や気温、天気により毎日調整)半透明のモチッしながらギュイーンと伸びる独特のコシが特徴です。そして福岡うどんといえばごぼ天!その形状はお店ごとに違いますが、タカネコヤのごぼ天はごぼうをスライスして重ね揚げ、サクサクしながらも出汁が染み込み相性バッチリ。出汁は羅臼昆布、花カツオ、サバ節、ウルメイワシ節、干し椎茸等を使い、カエシにはこだわりの北九州の甘口醤油を使用しています。

---名古屋ということを意識して調整される点もあるのでしょうか?

あえて出汁やごぼ天などの名物はそのまま変えずに福岡の味を守ります。麺は独特のコシは維持しつつ堅い麺が好きな名古屋のお客様向けに太さをミリ単位で調整しています。



福岡うどんといえばごぼ天。また器は小鹿田焼・特注のモノを使用。

---お店は懐かしくて新しい面白い空間だと感じました。お店作りや内装へのこだわりをお教えください。

「名古屋に新しいうどん文化を」というのが1つのテーマだったので既存のうどん屋さんのようなお店作りは考えませんでした。といっても奇抜なお店にしたいわけではなく、古き良きものはしっかり残しつつ現代風にアレンジされた洗練した空間にしたかった。タカネコヤは古くは「マリンバ」という喫茶店があった場所で円頓寺界隈の方から憩いの場として愛されていたそうです。その時代を知っている方々にも懐かしんでもらえるよう残せる部分はしっかり残しました。今回は縁あって「analogue」佐々木さんと出会い価値観もしっかり共有しながら「マリンバ」時代の発掘作業をしながら空間作りはできたと思います。

---最後に今後の展望をお聞かせください。

福岡ではうどん居酒屋という形態の店も多くあり市民にうどんが根深く浸透しています。美味しいお出汁と美味しい麺でそんな文化も含めて名古屋にもっとうどんを根深く浸透させていけるような変革を恐れないお店であり続けたいです。

---ありがとうございました。今後のタカネコヤを楽しみにしています。

エントランスの吹き抜け部分に吊るされたモダンな照明と光が入る天井。

「マリンバ」時代に使用されていたテラゾは今見てもコンテンポラリーな印象。

半透明の乳白色(うどん色)で特注オーダーしたSTUDIO PREPA製作のペンダントランプ。

出張 タカネコヤ・うどんの日のお品書き

※ 肉ごぼ天うどん(1,300円)

※ 肉うどん(1,000円)

※ ごぼ天うどん(1,000円)

※ かけうどん(700円)
※ かしわめし・限定15(300円)

当日は館内にイートインスペースご用意しております。通路のベンチでもご飲食いただけます。また、売り切れ次第、提供を終了させていただきます。お料理のご提供まで少々お時間頂く場合がございます。ご理解・ご協力を宜しくお願い致します。

タカネコヤ(円頓寺商店街・12月11日オープン)


タカネコヤ
住所:451-0042 名古屋市西区那古野2-8-8
営業時間:11:00〜15:00(LO15:00)/17:00〜21:00(LO21:00)
定休日:火曜日
IG:takanekoya_udon

オーナー・石田夫妻の暖かい人柄、うどんへの深い想いが伝わる取材となりました。ありがとうございました。

気温が下がり肌寒さを感じるこのタイミングで、ぜひ暖かいタカネコヤのうどんをご賞味ください。ではスタッフ・関係者一同、皆様のご来店をお待ちしております。

※ 建築設計事務所「analogue」
IG:analogue_archi

UNEVEN HUB STORE / Nagoya

「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、コンテンポラリーなレディースファッションを取り扱う「LILLT」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。

IG:uneven_hub_store

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