新潟燕市の職人が作る、ずっと使い続けたい一生ものの銅鍋
新潟の地で、作り手と使い手の双方の眼差しを持って、伝統工芸と生活を結びつける活動をされているエフスタイルさん。
この度、新しくお取り扱いが始まりました。
ブロンズの美しい風格を持つ鍋は、越後燕の伝統工芸品である打物銅器の手法と「ヘラ絞り」という技法を用いて、熟練の職人の手によりひとつひとつ丁寧に作られています。
手間も技術も要するヘラ絞りによる金物加工は、機械化の波に押され、現在産地で10軒ほどにまで減少。
イソダ器物の磯田さんは、型から全てご自身で制作され、今なお伝統を守り続けています。
優れた熱伝導率を誇る銅の特性は、鎚で打って叩くことで表面積が広がりさらに高まります。
鎚目のやわらかいゆらぎは手仕事ならではの美しさです。
使い込む程に、その凹凸に色が入り表情に深みが増していきます。
経年変化の大きい、繊細さもたくましさも併せ持つ佇まいの鍋は、時間をかけて育てていきたい逸品です。
さらに鍋だけでなく、熱伝導率の良さを存分に発揮するチロリ、片口、ボウルなど多岐に渡る銅製品を作っています。
片口はあらかじめ冷やしておいて、タレ、おひたし、冷麺など器としてそのまま食卓に並べることも出来ます。
氷を入れたボウルにのせて急冷したり、湯煎したり用途は様々です。
内側にはスズが引いてあり、鍋の焦付きや青緑の発生を防ぐのでお手入れも簡単。
磨き直しやスズの引き直しなど製品寿命を全うできるためのメンテナンスも職人さんへと繋ぎ、請け負ってくれるエフスタイルさん。
その一貫した姿勢にも、”永く使って欲しい”という、作り手と使い手への愛に溢れています。
量産ができない製品ですので、少量の入荷です。
気になるものはぜひ店頭でご覧ください。(西区Dhal Homesのみでの展開です。)
Dhal (ダル)
名古屋を拠点とし、地場の繊維産業や職人の技術を大事にしながら生地から服作りを行うファンションブランド。デザイナーの水谷は、着る人の心の栄養になりたいと、まだ見ぬものを模索し挑戦を続けます。
IG:dhal_column
HP:dhal online store
Dhal Homes
私たちはデザインが日々の生活と人間との間を取り持つと考えます。世の中は進化し続け、一方で人間は進化に対応できることもあれば、できないこともあり、できてもしたくないこともある。Dhal Homesは、それらの問題を捉えて、衣食住の適切な関係を構築します。