個々の「インユース / MOONSTAR」
Feature
Each " In Use ", its own story.
UNEVEN HUB STORE

個々の「インユース / MOONSTAR」

2024.4.15
開催日時
2024年3月30日(土曜日)〜2024年4月21日(日曜日)
開催場所
イベントスペースNorth(UNEVEN HUB STORE内)

日常に溶け込む、黒衣(くろご)のような靴。

現在、イベントスペースNorthにて開催中となる展示販売会 「インユース / MOONSTAR」。心機一転、見やすさ・手に取りやすさを重視したレイアウトと、新型を含む商品追加を機に、様々なシーンで活躍するイメージをよりお伝えできればと追加記事を上げさせて頂きます。当施設のスタッフがニュートラルな感覚で選んだそれぞれのインユースをぜひ参考にしてみて下さいね。

イベント期間限定となりますが、オンラインショップでも取り扱いがございます。インユースの関連商品はこちら

フレッシュなムード漂う会場(イベントスペース・North)に新型を含む追加商品が到着。

創業から150年を迎えるムーンスターは子どもから大人まで、また、業務用シューズからハンディキャップを持った方向けの靴まで、「すべての人」に向けた靴の開発を続けてきました。そのため、多種多様の用途に適したデザインや仕様に加え、売り場の要望に応えることで、必ずしもブランドとしてはデザインは統一されていませんでした。そこで、それぞれの分野で培ってきた機能面だけ抜き取り、子供から大人までデザインを統一しようというシリーズがインユースです。開発チームが考える、ムーンスターらしいデザインやその佇まいとは何かを考え、たどり着いたコンセプトが『日常に溶け込む、黒衣(くろご)のような靴』です。

ナショナルブランドを筆頭とする他社ブランドは、靴自身を主役にしようとデザインされているように見えます。ムーンスターはこれまで日本人の普段履きとして存在してきたという自負があります。そこで私たちは歌舞伎の中で、役者の振る舞いをサポートする黒衣のような存在になりたいという考えに辿り着きました。その存在感自体は消しつつも、それ自体がないとその場が成立しない存在、つまり主役は個人であって、靴はその人の生活スタイルを支えるため靴でありたいという考えです。言ってしまえば、シーンや用途に合わせた、ただシンプルな靴かもしれません。でも、ミリ単位で美や機能性を追求したパターンをひとつずつ積み上げることで、ムーンスターらしい独自のデザインや佇まいが生まれると信じて開発を続けています。ぱっと見は分かりにくいかもしれませんが、実物を履いてその思いを少しでも感じてもらえたら幸いです

Dhal Homes STAFFの場合

「IN USE」 TABI HIKE(タビハイク) / BLACK

林 あかり
雨の日の足元にちょうど困っていたところ、撥水加工がなされた靴を発見。通勤時の駅までの道のりも苦じゃなくなりました。軽登山にも行けるシューズとのことですが、いかにもアウトドアすぎず、普段着に合うのも気に入っています。幅広の足にも馴染む履き心地もいい感じ。

「IN USE」 WARUN 3(ワラン 3) / BLACK

山下 翔
普段はジャケットを着ることが多いので、合わせる小物で抜け感を出してスタイリングを組むようにしています。スニーカーは紐で縛るものを選ぶことが多いのですが、ワラン3のスタイリッシュなデザインに魅力を感じました。紐がないことで着脱がしやすく、しっかりと厚みのあるソールは歩きやすいので、日常でも出番が多くなりそうです。

UNEVEN HUB STORE STAFFのご提案

「IN USE」 FAM(ファム) / ECRU

橘 菜々花
自分のトレードマークと言っていいほど、ほとんど毎日レザーシューズを履いている私。普段はスタイリッシュで艶やかなものばかりなので、スニーカー選びでは逆にぽてっとした可愛らしいフォルムに惹かれます。脱ぎ履きが多い場面でもスリッパのようでとても楽。そして何より足が軽くて、履き心地の良い靴って、こんなに足を労ってくれるのですね。

「IN USE」 WARUN 3(ワラン 3) / GRAY BEIGE

庄子 陸
足元は軽やかでスタイリッシュに見せたい自分は、ワラン3を選びました。サボとスリッポンの中間の様な、脱ぎ履きしやすいけど踵があるためフィット感は強く、ズレや脱げる感覚のない歩きやすさに惹かれました。デザインは削ぎ落とされたスタイリッシュな仕上がりで、異素材を組み合わせたシンプルな構造だからこそどんな服装にも馴染んでくれそうです。

コーヒーと菓子 awaiの選択

「IN USE」 VERS(バース) / BLACK

田代 暢
日常的な仕事との相性を考えて選びました。ベルクロ仕様は脱ぎ履きしやすいだけでなく、締め付けの強さに自由度を感じます。何となく男らしいストイックなビジュアルは、それどこの?と聞かれるくらいに記号性がなく、カウンター好きの僕には合っているなと。普段は革靴が多いので、久々にスニーカーも気持ち良いですね。

「IN USE」 BASKET(バスケット) / ECRU

田代 実希
普段、あまりスニーカーを選ばない私ですが、いい意味でデザインに主張がないこのバスケットを選びました。仕事の際には、見た目よりも厚いソールが気持ち良く、安定感があるので、疲れを感じにくいです。また、日常では、デザインもシンプルなので幅広い服装に合わせやすく、丁度良いと思います。靴下との組み合わせで、遊びを取り入れるのも楽しそう。

ASANO WORKSの感覚

「IN USE」 WARUN 1(ワラン 1) / BLUE GRAY

ASANO WORKS
とても軽い。ソールが厚くてクッション性が良い。見た目もスポーティーで今の気分。現場ではなかなか履けないけど、作業場で簡単な作業をするにはぴったりかなと。落ち着いたカラーリングなんだけれど、しっかりと色分けされていて、何となく作り手の収め方に共感しました。

MoonStarについて

1873年創業以来、ムーンスターの靴作りは座敷足袋の仕立てから始まり、学生用の上履きや介護用シューズ、厨房用シューズなど、実用的な靴を数多く生産してきました。今年で150年目となりましたが、約100年前に座敷足袋の底にゴムを着け、地下足袋として生産を開始して以来、日本人が履きやすい靴の開発を続けています。ちなみにムーンスターが蓄積してきた日本人の足型データは約26万人分にのぼり、制作されたラスト(靴型)は16,000種類になります。その中にはコンバースやニューバランスの日本企画も請け負っていたこともあります。 とりわけ、学生向けの靴を作ってきた歴史が、ムーンスターの高い品質の基盤となっています。学生用の靴にいちばん求められることは耐久性です。3年間、履き続けても壊れないということが選定される絶対条件となります。そういった高いハードルをクリアするため、研究、改善してきたノウハウが今の品質につながっています。そういった背景もあり、ユーザーが使ってはじめて、その靴の価値を感じてもらえるような、使い勝手の良い靴作りを目指しています。

IG:moonstar_inuse

UNEVEN HUB STORE / Nagoya

「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。

IG:uneven_hub_store

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