現代社会の自然な流れの中で、視点と視野を意識し、コンセプトを含めた設計に無理がなく、素材の特性を最大限引き出すモノ作りをテーマに創作活動を行っているatelier rei。
岐阜の工場から廃材として出るロープ状のニット素材に出会い、絡み合った様々な色、柄、組織、混合率の生地達を丁寧に解き、ボール状に丸めていく作業からラグマットの製作が始まりました。
廃材を素材として使う事で、品質が劣ったり、機能性を犠牲にしたり、デザインに規制があると言う事は、コンセプトを含めた全体の創造性に欠けると言うこと。まずは、ラグマットとしての品質と機能性を重視して試行錯誤の日々が続きました。程よく沈み込む為の編み地とテンションは微調整を繰り返し、季節を問わないニット素材ならではの快適な足触りを実現。また、ズレや滑りにくい適度な重みも重要視しています。
フレッシュなデザインは、落ち着いたトーンのグラデーション配色を軸に、複雑な編み地方向のアレンジや、コンテンポラリーな差し色使いを提案。デザイナーの今の気分を反映したユニークな商品に仕上がっています。
atelier rei
2015年9月名古屋にオープン。お洒落を楽しむ大人の人達、洋服を大切に想う人達を対象に、洋服のお直しやメンテナンスを通じて、新たな洋服との関わりを提案。より豊かに楽しむ事ができるアトリエ併設のショップをスタート。現在ではオリジナルプロダクツも手掛け、全国各地にて企画展を開催されています。
IG:atelierrei
UNEVEN HUB STORE / Nagoya
「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。