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「MASU」23AW 第四弾が到着致しました。

後藤 愼平氏がデザイナーを務める「MASU」。 2023 Autumn&Winter collection のテーマは”Marriage”。こうもありえるのではないか？と凝り固まった習慣や通例、定石に向かうMASUの、4th deliveryの到着です。スタッフ独自のスタイリングにてご紹介いたします。

オンラインストア：MASU_ONLINE_UNEVEN HUB STORE

ムラと光沢が特徴的なベルベット素材のセットアップをメインに用いたスタイリングです。ムラのあるベルベット生地はMASU1stコレクションから復刻された特別生地です。グレーベースの生地に2色のタイダイ染を施し、日灼けしたアンティークソファがイメージされています。下半身はジップのディティールを活かしてパンツを２枚履いてレイヤード。上品なベルベットの隙間から覗くポップなクラシックカーとのコントラストが面白い組み合わせです。トップスは、着丈の短いパファージャケットに、丈の長いグランジカーディガンを合わせたレイヤード。ジャケットは袖口や裾にダーツを施し、適所ボリュームが抑えられており、厚手の重ね着をしてももたつかず美しいシルエットで着用が可能です。

インナーパンツとカーディガンは色味を揃え、タンクトップの赤を差し色に全体の色バランスを調整しました。カーディガンは随所ダメージの仕様、インナーパンツのクラシックカーパンツは70年代デッドストック生地、それにアンティークソファイメージのベルベットセットアップ、どれも”USED“感を纏うアイテムで統一しスタイリングいたしました。デザイナーの後藤氏から展示会でいただいたパリ土産、エッフェル塔ネックレス(キーホルダー)もお気に入りです。

鮮やかなピンクの発色が美しい、こちらもベルベットセットアップを用いたスタイリングです。パファージャケットは袖を取り外し、ベストとして着用。着丈が短く、アームホールも大きいためビッグサイズのニットやスウェットとも相性がよいサイジング。ベストとしても汎用性の高いアイテムです。ワイドシルエットにレーヨン100%のジップパンツの強みは、その発色となんといってもドレープ感。今回は細身のインナーパンツを用いて、よりそのドレープ感を強調した合わせになっております。インナーで使用したのはLaid.Bの古いデッドストック生地のパジャマセットアップ。強い発色や目を惹く色味にはついつい黒やネイビーなど暗い色味で抑え込んでスタイリングしがちですが、あえて発色を活かし明るいチェックでパワーバランスを均等に。セットアップ×セットアップという組み合わせですが、MASUだからこそ違和感なくファッショナブルなスタイリングへと昇華させることができました。

ご覧いただきありがとうございます。 少しでも参考になれば幸いです。 商品につきましては店頭、またはオンラインストアにてご覧ください。
それではぜひ皆さま独自のスタイリングでお楽しみくださいませ。

MASU
IG：@masu_officialaccount

styling&text : 井上 @_inosta_