UNEVEN HUB STORE

2周年という節目を迎えるawaiのお二人にインタビュー

---オープンから２年が経ちますね。改めてawaiという店名に込めた想いについて教えてください。

お客様それぞれの「間(あわい)」を心地よく楽しんでもらいたいという意味をこめています。お客様といってもそれぞれに気持ちの良さを感じる間は違って、それをできるだけ満たしていきたい。例えば、音楽でも音がなっている時より、休符や音が鳴っていないところがリズムを作り出している。その間によって気持ちよさが変わると感じていました。大袈裟に言ってしまえば、コーヒーは忘れられる存在でもよくて… お客様に残る感想が、あの銘柄のコーヒーおいしかったね、ではなくて、ただただ楽しかったね、居心地良かったねという感覚が残る、そんなお店でありたいと考えやってきました。

---空間や雰囲気のようなものを大切にされているのですね。開業を決意したきっかけはありますか？

豆腐屋であった祖父母の影響が大きいと思います。近所のお客様が豆腐を買いにくる姿、祖父母や手伝いをしていた母と何気ない会話をする姿を見て育ちました。もちろん豆腐を買いに来てるのですが、そこにはものを買いに来ただけではない、人と人との繋がりを感じられるような、温かい空気感が流れていました。そういったこともあって、何か自ら商いをして、その空気感を自分も作りたいと考えていたのだと思います。

---実際にお店を始めて、今どう感じていますか？

様々なお店が集うHUB STORE内で営業させていただいてることもあり、かなり早い段階で幅広い層のお客様に来ていただけているという実感があります。様々な人が行き交う空間に、少し腰を据える場があることによって生まれる繋がりであったり、刺激であったり、日々のあわいを過ごす場所になっているという点では、思い描いているイメージに着実に近づいているように感じています。

---良い手応えがこの２年であったということですね。これからの展望はありますか？

地域の方はもちろん、もっと多くの遠方の方にも楽しんでいただけるお店にしたいですね。 今日来てくださった方が、今度は友人や家族を連れて来てくれる。「良かったよ」と人から人へ伝えてくれる。そんな広がり方が理想です。そして、それを実現するには、丁寧に一歩ずつ進んでいくしかないと考えています。

---ありがとうございました。今後のawaiに期待しています。

awai・オンラインストアはこちら