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ESLOW 2024AW COLLECTION のテーマは「Live Naturally」

80年代、世界の情勢は政治的、経済的に安定へと向かい、70年代とは一転して保守回帰した。女性は男性と同様の社会的地位を手に入れ始め、知的な女性たちが自らの女性性を肯定し、自然体で生きる時代が到来した。従来の西洋の美意識に対する日本からの新たな衣服概念の提案は、80年代のファッションにとって重要だった。日本の着物が持つ平面的構造を現代服に昇華させ、又無彩色の非構築的、非装 飾的な服を提案した。彼らのデザインは「前衛的」、「ミニマル」などと称された。作品を特徴づけるオーバーサイズで、従来のファム・オブジェではない新しい女性像を表現したことが革新的で神秘的だった。そんな80年代のムードと、夢の中の物語のような幻想的な作品に魅了されるサラムーンにフォーカスしたコレクションです。

力強く、自由闊達に洋服を楽しむ女性をイメージした、私たちなりのスタイリングをご紹介いたします。ぜひ、ご覧くださいませ。

肉厚でもっちりとしたストレッチ性のある質感に対し、肌当たりの良いドライタッチな生地感が気持ちのいいカーディガンです。それぞれ風合いの異なる グレー/チャコールグレー/ブラック 色の糸をミックスして表現された深味のあるカラーや、生地表面の凹凸がつくる豊かな陰影が魅力的で、上質な印象を与える一枚。形はお尻まですっぽりと隠れるロング丈、リブは締め付け過ぎず緩過ぎずの塩梅で、程よいデザインポイントとしての存在感も◎。後ろ身頃上部の変則的なラグランスリーブは、目線を首元に誘導し全体をすっきり見せる好ディテールです。あくまでシンプルに徹した、様々なスタイルや着合わせに対応する優秀な羽織物としてお勧めいたします。共生地ビスチェは付属！というお得感もうれしいですね。

KNIT CARDIGAN：「 ESLOW 」 LOOP YARN CARDIGAN（GRAY）

イージーフィットなアイテムを着合わせ、グレーカラーのグラデーションと好相性な差し色ピンクが映える、自然体な空気が心地よいスタイリング。サイドプリントのスウェットパンツやビッグサイズのニットキャップからはストリートライクなイメージが浮かびますが、メインに据えたニットカーディガン × ビスチェで健康的かつ上品なバランス調整を施したスタイルサンプルです。

こちらは、リサイクルポリエステル原料のフェイクファーを用いたスリーブレスジャケット。着丈短め・身幅にはゆとりをもたせたコンパクトなシルエットに対し、シープファー（羊の毛皮）ライクな毛先がカールしたボリューム感が好バランスな一品です。シックなチャコールグレーカラー＆スポーティーな印象のリブによって、ラグジュアリーに振れ過ぎない、 ESLOW らしいワードローブに溶け込むアウターに仕上がっています。

SLEEVELESS JACKET：「 ESLOW 」 SHEEP FUR SLEEVELESS JACKET（GRAY）

ファーストルックで紹介したカーディガンと共生地となる、ニットドレスをインナーに。日の光を受けて豊かに変化した生地の表情は瑞々しく、2アイテムのみの構成とは思えないほど完成された印象のスタイルサンプル。季節が進めば、タートルネックやヘッドアクセサリーなどを重ねて、お好みのバランスをお楽しみください。

毛足の長いファンシーなビジュアルと、発色の良いカラーリングが魅力のコットン/ポリエステル素材を使用したクルーネックニットです。ボリューミーな見た目とは裏腹に、ポリエステルベースのボディは軽量かつイージーケア、ユニセックスでの着用が可能なゆったりシルエットも◎です。最大の特徴である裾のアシンメトリーデザインは、何度も調整を繰り返してたどり着いたゴールデンバランス。毛足の長い部分はコットン糸を用いているため、ぎらつきも無くナチュラルな発色に柔らかさを感じます。ちょうど今、というジャストシーズンのファッションを楽しめる一枚です。

CREW NECK KNIT：「 ESLOW 」 FUR COTTON CREWNECK PULLOVER（PINK）

サキソニーウールを使用した美しいストレートシルエットのロングスカートと合わせたスタイリング。生地の表情やデザインにインパクトのあるニットを “ 動 ” とすると、凛としてシンプルなこちらのスカ―トは “ 静 ” の趣。相反しているようで、あくまで自然に溶け込む相性の良さは、同じブランドの洋服で合わせてこそ感じられる醍醐味ですね。

すべてのアイテムが店頭に出揃った「 ESLOW 」。横幅の広いラインナップをご用意しておりますので、是非店頭もしくはオンラインストアでチェックしてみてくださいね。本日はこの辺で、失礼いたします。

ONLINE STORE：ESLOW ONLINE
styling : 服部@akemi_hattori_
photo : 服部@akemi_hattori_
text : 北川@uneven_mutsu

テイクアウトは可能です。当日は施設内にイートインスペースご用意しております。通路のベンチでもご飲食いただけます。また、売り切れ次第、提供を終了させていただきます。ご注文いただいた商品のご提供まで少々お時間頂く場合がございます。ご理解・ご協力を宜しくお願い致します。

それでは皆様、この貴重な機会にぜひご来場ください。スタッフ一同、心よりお待ちしております。