HUB WOMEN'S MARKETにて出店いただく「平 瑞穂さん(STUDIO PREPA)」へインタビュー
長野で吹きガラス工房を営む、平 瑞穂さん。考えや生み出す作品、そこに沿うように選ばれ自身を体現するようなファッション。世界中まで広がる平さんの視点から、レディースファッションをどう見るのか、どのような存在なのか。イベントに先駆けてお話をお伺いしました。
平 瑞穂(STUDIO PREPA) / ヒラ ミズホ(スタジオプレパ)
東京都出身。東京ガラス工芸研究所卒業後に活動を開始し、1999年、長野県に拠点を構え、平勝久さん・平瑞穂さんの2人で営む吹きガラス工房「STUDIO PREPA」を設立。確かな技術と繊細な感覚でデザインから製作まで全ての工程を自らの手で行い、シンプルでありながら温もりのある、見た目も手触りも心地よい日用品をつくっています。
IG:@mizuho_hira
HP:prepa.jp
---ファッションに興味を持ったきっかけを教えてください。
「改めて振り返ってみるとモノ作りの勉強を始めた時、周りに様々な趣味趣向の人がいて、その時に”ファッション”というものを意識したのかなと思います。そう言った意味では憧れのミュージシャンの影響などではなく、とても身近なところから始まった気がします。世界には宗教や文化で身につけるものが限られていたり、むしろ必要なかったりする人もいて。身につけるものだけがファッションとは思っていませんが、そういう点も興味深く、”ファッション”というものが私の中では広くて曖昧で、ふわっとしたワードだなとも感じています。」
---吹きガラス工房を営まれる平さんですが、日常においてファッションというものはどのような存在でしょうか?
「端的にいうならば、オルタナティブな存在(姿勢)。ファッションを選ぶ時、普段自分の考えていることや自分の作る作品がまず前提にあります。そこに沿うようなファッションなら自信を持って身につけることができる。そんなファッションが心地良い存在かな。」
---今回出品いただくアイテムはどのようなセレクトでしょうか?
「ここ数年、もしくはそれ以上。クリーニングに出しては結局仕舞う。そんな大好きな私のお気に入りの洋服や靴。海外のフリマで買い求めたユニークなモノ。自分制作の不思議コレクションも出品します。私が勝手に価値をつけたもの、どれも愛情いっぱい特別なものばかりです。」
出店内容について
平さんによって集められた服やモノ。ファッション関連のものや雑貨など、私物をフリーマーケットにて展開致します。それぞれの価値や思い出、自分にしか分からなくても、それが自分にとって特別なものになってもらえたら。ファッションというものを、もっと純粋に、簡単に、楽しんで頂けましたら嬉しいです。
※平さん3日間在店
イベント名 : 「HUB WOMEN'S MARKET」
開催日程 : 2023年11月18日(土曜日)〜2023年11月20日(日曜日)の3日間
開催時間 : 11:00〜20:00(1時間延長)
開催場所 : イベントスペース・South(UNEVEN HUB STORE内)
TEXT:橘 @tatti_877
UNEVEN HUB STORE WOMEN / Nagoya
「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。