名古屋・大須に店舗を構える古着屋「PALAIS」へインタビュー
HUB WOMEN'S MARKET にて出店いただく古着屋「PALAIS」。2023年4月、名古屋・大須にオープンしました。今、名古屋のレディースマーケットに対して新しい未来を見せようと誕生したPALAISは、どのようなシーンを思い描き、どのような問いかけを続けるのか。イベントに先駆けて、お話をお伺いしました。
PALAIS / パレ
それぞれの解釈のもと、着飾ることを素直に楽しんでいただきたい。その後押しとなるような存在を目指したウィメンズヴィンテージショップ。フランスを主にヨーロッパ各国で買い付けを行う。
IG:@palais_ngy
HP:palaisvintage.blogspot.com
---PALAISを今年オープンしたきっかけを教えてください。
「ヨーロッパでの買い付けを重ねる中でレディースの洋服に触れる機会がとても多くなりました。元々自分自身が着る洋服に対してメンズかレディースかの区別に重きを置いていなかったので、レディースの洋服を男性に提案させていただくことも多々あります。その中で洋服そのものの背景や服飾史を少しずつ知っていき、段々と興味が増していったことと、やはりメンズ服より華やかなデザインの多いレディース服に対して純粋に魅力を感じていました。これまで自分が見てきたもの、感じてきたことをレディースに特化したお店という形で共有できたらなと思い、また、自分の気持ち的にも何か新しいことを始めたいと思っていた時期だったこともあり、少しずつ準備を進め今年オープンすることとなりました。」
---今回出品いただくアイテムはどのようなセレクトになりますか?
「ヨーロッパのデザイナーズヴィンテージから1930s〜の古い洋服等をセレクトし、今回のレディースファッションという一つの共通点に奥行きが出せたらなと。そんなアイテムセレクトになっています。」
---PALAISとして、どのようなファッションを提案されていますか?また、古着を通して伝えたいことは何でしょうか。
「ファッションに対して古着が持つ可能性を理解しながら、古着をよりフラットに捉え、ファッションの一部として活きるようなご提案を心掛けています。その中でより深まっていく洋服の楽しみがあれば嬉しいですし、高揚感を感じられることがあれば、それを自分の一部にして持ち帰って頂けたら何より嬉しいです。自分自身の可能性が広がるよう、着飾ることを素直に楽しんでいただく後押しができればなと思います。」
出店内容について
今生まれ続けている洋服には欠かせない、歴史や背景。長い年月をかけて積み重なった奥行には、そこでしか見れない作り手の思いやデザイン、時代そのものが詰まっています。ヨーロッパのレディース古着を中心とし、PALAIS独自の観点から編集されたレディースファッションを展開して頂きます。今新たに問いかけをスタートしたPALAISと共に、皆様の想像を超える場を作り上げていきます。
※PALAISスタッフ3日間在店
イベント名 : 「HUB WOMEN'S MARKET」
開催日程 : 2023年11月18日(土曜日)〜2023年11月20日(日曜日)の3日間
開催時間 : 11:00〜20:00(1時間延長)
開催場所 : イベントスペース・South(UNEVEN HUB STORE内)
TEXT:橘 @tatti_877
UNEVEN HUB STORE WOMEN / Nagoya
「想像を超える、人とモノのハブ体験」をテーマに、広々としたワンフロア(230坪/760㎡)を展開。周回可能な放射状レイアウトにて構成された小規模ショッピングモールのような発信拠点です。愛知県名古屋市西区天塚町という穏やかなロケーションにて、ファッションのセレクトショップ「UNEVEN HUB STORE」を起点とし、デザインと生活雑貨を取り扱う「Dhal Homes」、スペシャリティーコーヒーと焼き菓子を提供する「awai」、Swimsuit Departmentが展開するアンティークオブジェクトショップ「BATHHOUSE nagoya」、大小二つのイベントスペースとキッチンスペースを集約。多種多様な人やモノ、コンテンツが重なり合い、刺激し合うことで、想像を超えた体験を提供いたします。